『沖縄タイムス』の報道によれば、「戦争の犠牲になるのは子どもや女性だという事実を、緊張が高まる沖縄で伝えたい」が目的だとしつつ、広河氏は同紙の6月28日の取材に対して、「何をもって性暴力というのか」などと述べたという。広河氏が今に至っても、自らの性暴力加害について全く理解もせず、認めてもいないということが明白である。
さらに、当該記事を報じた阿部岳編集委員のツイートによれば、広河氏は「仕事と性暴力事件を切り分けることも希望した」という。
広河隆一氏は私の取材に対し、加害への謝罪どころか、「何をもって性暴力というのか」などと事実関係を争う姿勢に終始した。
— 阿部岳 / ABE Takashi (@ABETakashiOki) June 29, 2022
仕事と性暴力事件を切り分けることも希望した。私は「不可分です」と伝えた。仕事上の権威を利用した加害があった以上、分けることなどできない。https://t.co/qzzGtbUM3d
阿部編集委員も言うように、広河氏の性暴力やセクハラ、パワハラはまさにデイズジャパン編集部や、取材の現場などといった仕事の場で権威を利用して行われたものであり、自分の都合で切り離したりできるものではない。こうした広河氏の反応からも、自らの加害を全く真摯に受け止めていないことがよくわかるといえるだろう。
さらに、現在このサイトは消えているが、広河氏は展示のためにボランティアを募集していたこともわかっている。 アルバイト料も払わずボランティアを募集しているのもどうかと思うが、広河氏は「フォトジャーナリズムに興味ある方、写真が好きな方、学生(18歳以上)歓迎します。最終日は懇親会、意見交換など行いたいと思います。」のだという。広河氏による被害を受けた人たちは「フォトジャーナリズムに興味がある方」たちだったのだが、自らの加害を認めず反省もないままに、そうした人たちを募集し、さらに「懇親会」まで行う予定だという。
TwitterやFacebookなどでも抗議の声が上がり始めており、『沖縄タイムス』紙は地元でも抗議の動きがあると報じている。写真展をめぐる今後の動きについて、当会も注目しつつ、謝罪もないままの広河氏の活動再開について強く批判していくつもりだ。
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